シャンペインは、ROCKS TOKYOのために予習的に聴いたバンドの1つで、5つくらい聴いた中で一番好きだなと思ったバンド。
マイスペで聴けるのはFor Freedomだけで、これを聴いただけだとエルレ系のメロコアバンドかなーという印象がなきにしもあらず。
私はもうそれ系の音楽には全然食指が動かなくなってるんだけど、この曲はメロディが本当にきれいだったし、ボーカルの子の声が荒井さん以来のツボヒット具合だったんですよ。
それで、これはぜひライブが見たいなと思ったのです。
見てみようかな、とかじゃなくて、はっきりきっぱり「見たい」と。
実際にライブを見たら、演奏はうまいし(と現場では思ったけどあとで映像とかで見るとそうでもなかったりするからこれは定かではない。笑)、曲も意外といろんなタイプがあって面白そうだし、もう絶対音源を買おうと決意。
この「試聴→ライブ→音源」の流れがかなりの速攻っぷりでした。


それで1stアルバムのWhere's My Potato?を買ってきたわけなのですが、買って以来約3週間ほぼ毎日聴きっ放しになってるという、見事なシャンペイン穴への落ちっぷりです。
アルバムの中ではde Mexicoが一番好き。ゆったりめで重心の低いビートが気持ちいい。
あとWet PaintとDon't Fuck With〜、かえりみち、Yeah Yeah Yeahあたりが気に入ってます。
Burger Queenもインストだけど、ザ・ロケンローでよいね。
これ確かROCKS TOKYOで出ばやしだったような…違ったかな…。
そんでさらに彼らが参加してるヴィレバン限定のディズニーコンピも買ってしまったのですが(はい、どっぷりの証拠)、ここでカバーしてる曲がもうもう最高にいいのよ!!
メアリーポピンズのSupercalifragilisticexpialidocious(なっげー)って曲なんだけど、私カバー曲のセンスがいいバンドはかなり信用出来ると思ってるので、これを聴いてますます深く穴に落っこちてしまったよ。
もしかすると彼らの曲の中でこれが一番好きかもしれない。


しかし川上くんの声には気持ちがぐるぐると翻弄されてしまう。心が乱される系の声だよ。
悠々と泳ぐようだったり、けだるく妖しかったり、かわいくやんちゃだったり、思い詰めてたり、やるせなかったり。
いやーーほんっとに久々に胸の真ん中を射抜かれる声に出会ったなあ。
これは声だけじゃなくて音もそうなんだけど、なんか華があるんだよね、彼らの音楽は。
iPod touchを最近買ったので、今はバンアパ+シャンペのリストを延々聴いてるんだけど、そういうふうにこの2バンドを混ぜこぜで聴くと、シャンペにとても華があることがわかる、というか感じられる。
バンアパは武骨なんだよ。ほんとに男気溢れるという感じ。
私はそこにほのかな色気を感じるし、凝りながらもさっぱりしてる彼らのセンスが大好物なわけですが、シャンペの方はもっとあからさまというか(笑)結構フェロモンばんばん出てる気がする。
でもどっちもかっこいいんだ。
面白いなあ。


こうなってしまったらあとはライブに向けて一直線に進むしか道はないので、まず7/10のFedとの対バンライブのチケットを取りまして、7月末の2つのインストアは多分(いや確実に)両方行くし、RIJも行こうと思ってる。
このバンドはボーカルが結構ないけめんくんなので、まだお客が多くないうちに出来るだけ見ておきたい。
多分そのうちキャピキャピな女子がどんどん参入してきて、お年寄りのわたしは居心地が悪くなると思うので(笑)。