FROG「Caricature」

久しぶりすぎてカテゴリ分けのやり方も忘れてしまいました。
ごぶさたしております。えー、生きてます(笑)。
沖井さんの新譜があまりにも良かったので、のこのこと出てまいりました。

Caricature

Caricature

去年の8月に1stアルバムが出たばかりだというのに、1年経たずして2ndが聴けるというのは、まさに夢のようなハイペースっぷり。
ま、一応フルアルバムの体ではありつつも、収録時間も30分弱くらいだし、ボリューム的にはミニアルバムな感じではありますけども。
でもいいんです。だって沖井さんの新しい曲が聴けるだけで嬉しくてしょうがないんだもの!(完全に沖井信者ですすみません)


リリース前に、1曲目のMETAMORPHOSISがレコちょくで無料DL出来たので、そりゃもう前のめりな気持ちで取って来て、リリースまでの1週間はアホほど聴きに聴いてました。
沖井さんの新しい曲を聴いた時の私の感想はいつも「あー、沖井さんらしいなあ…!」なのだけど、その沖井さんの相変わらず感が私にはたまらない魅力なんですよね。
100%ポジティブな意味での「相変わらず」。
だって沖井さんの音楽って、沖井さんにしか作れない、唯一無二のものだもの。
こんな音楽ほかにないし、私にとって「自分が音楽好きで良かった」という根源的かつ本質的な喜びを感じさせてくれるのは、今のところ沖井さんとバンアパくらいなのです。


リリース前に全曲試聴をした時点では、やっぱり沖井さんの曲には女性ヴォーカルが合うなあと思ったので(というか女性ヴォーカルが私の好みに合ってるってことなんだけど)、Talking to a Brick-Wallなんかは、青野さんが歌ってくれたらFROG版の怒れる小さな茶色い犬になりそうなのに!なんて思ったりもしたんだけど。
でもなんか、新井さんは新井さんでいいよね。(簡単にころっといく人)
ノーザンはちょっと好きだったということもあるし。
Here Comes the Sunからのつなぎがアガりますわー。
この2曲は男性ヴォーカルの力強さがしっくりくるなという結論に達しました。


そして相変わらず歌詞がいいなあ。意味ないやつも含めて(笑)。
Power Bookとの対話を歌詞にするなんて沖井さんくらいだと思うわ(笑)。
かと思うとPeace in Our Townアメリカの女王並みにシニカルだったりもするし。
Here Comes the Sunは伯父さん(叔父さん?)ならではの暖かみに溢れてるし。
METAMORPHOSISはダイエットで落としてきたのに笑ったー。
GREEDYなんて物欲男女の短詩なのに、曲はおそろしくかっこいいからなあ。


聖者の日々は私が思う沖井節ど真ん中の曲。あとMETAMORPHOSISも。
まさに王道。
そんでまた青野さんの声が沖井さんの曲に合いすぎ!あーこれだよなー!って感じ。
土岐さんの声以上にしっくりくるなあと個人的には思っとります。
この手の曲はいくら聴いても聴き飽きることがないし、こういうのが聴きたくて沖井さんの音楽を聴いてると言ってもいいくらい好きな曲調です。


去年の宣言通り今回は東名阪のツアーがあって、東京はUNITなんだけど、私はやっぱり行けません。
これは多分今年1番の痛恨な出来事。まだ今年半分しか終わってないけどさ。でももう決定。
また沖井さんの場合は滅多にライブやってくんないからさ…。これを逃すのは本当に痛すぎるんだけど。
でも8/15のHMVのインストアは行ってやるー!と思ってます。今のところ。
インストアの整理番号よすぎで、はりきりすぎだろって感じでじゃっかん恥ずかしいわけですけども。
でも実際はりきって買いに行ったからね!
9年経ってもまったく衰えることのない沖井ミュージックへの愛!


METAMORPHOSISのPVを貼っつけておきます。
Open your eyes! Blow your mind!