ROCK IN JAPAN FES.2010(2010.8.8)

RIJに複数日参加するのは初めてだけど、2日目抜いて正解だったと思う。
この暑さで3日間行ってたら死んでたかも。


この日は駅からの移動もスムーズで、バスもタクシーも全然並んでなかった。
早めに会場に着いたので、まずは梅ソーダを飲みつつ森でのんびり。



暑い日はなんか梅関係に心ひかれる。


朝イチはTENTのOKAMOTO'S。
若いのにすんごい渋いわー。演奏もタイトでかっこいい!
ボーカルの子は歌ってるときは破天荒っぽいのに、MCになると妙にいい人感が出てておかしかった。
(全然関係ないけど、ベースの子はお父さんにも似てるけどもっと似てる人がいる!演歌系の人で!と思って、かすかな記憶を頼りに必死に検索した結果(ヒマ人)宮史郎だとわかりました。あーすっきりした)
お客さんがすごく多くて(シャンペインより多かったな、多分。笑)、昇り調子のバンドって感じだった。
なんかこのバンドは、こういうフェスとかよりも普通にライブハウスで見たいかも。
暗いライブハウスの後ろの方でニヤニヤ踊りながら見たい。(きもちわるい)
次がPARKでトライセラだったので全部は見られなくて、後ろ髪引かれつつ途中で移動。


結構昔からトライセラ好きなのに、ライブを見るのはこれが初めて。
GOING TO THE MOONで一見さんを楽しませ、新曲を披露してコアファンを嬉しがらせるという、絶妙のセットリストの組み方でした。さすが。
ベテランはとにかく安心して聴けるのがいいわ。安定感ハンパなし。
トライセラは、和田くんの声が結構かわいい系だし曲も歌詞が甘いのが多かったりするのでわかりにくいけど、演奏は骨太で実は大人なバンドだなーと思う。
ラストはRaspberryで踊らせてくれて、ほんと楽しかった。


次はお目当て中のお目当て、このためだけに来たと言っても過言じゃないバンアパ
現在わたくし重度の「バンアパの出番が近づくといても立ってもいられない病」に罹っているので、前のアクト演奏中からLAKEで待機です。当然です。
B-DASHを聴きながら、ちょっと前までこういうバンドばっかりだったよなー…とかぼんやり思う。
出て来るバンド出て来るバンドこういうタイプ(という印象)だったけど、今はほんとに減ったよねえ。
(とか書いてたら175R活動休止だって。まさに175とか思い浮かべてたからびっくりした)
最近はOKAMOTO'SとかBAWDIESみたいな、渋くて踊れる音楽の人たちが沢山出て来てくれるようになって、私としては大変楽しいですが。
あとB-DASHは最後の曲の前に音楽が平和が云々みたいな熱いMCをしてたんだけど、パンク系の人たちのそういうダイレクトなところもどうもわたしゃ苦手でねえ…。
だから(って繋ぎでいいのかわからないけど。笑)川上くんが「歌にメッセージとか込める気はない」って言ってたのは嬉しかったんだよね。
ほんと曲に関しては、直接的なメッセージとかいらないっす、好きに解釈させて下さいってよく思うので。


ってフェスから話がずれたけど、B-DASHが終わったのでとりあえず前の方に進む。
バンアパであまり前の方はちょっとこわいかなーと思ってほどほどの場所にしたんだけど、最近のセトリの感じだともう前方も大丈夫かもしれない。と後で思った。
今回もリハが楽しくてねえ。荒井さんのきれーいなファルセットにニヤニヤ。(きもい)
さらに濃くなった髭とサングラスのコンボにはビビったけどな。
ガラ悪…いやいやある種の迫力がね(笑)。


セットリスト。

1. Tears of joy
2. free fall
3. I love you Wasted Junks & Greens
4. photograph
5. Waiting
6. C.A.H
7. beautiful vanity
8. Mercury Lamp


当日携帯に打ったメモによると、
・フォトグラフでの声の良さが尋常じゃない。
・川崎さん若干gdgd
・Tears途中で荒井さんがサングラスを投げ飛ばす。(後で映像で見たら汗でずるずる落ちて来てたっぽい)
・川崎さんはサングラスを曲終わりにそっと外してアンプの上に置く。
・原さん「ここが仏に一番近い場所。菩薩が回りながら降りてくる」と若干意味不明なMC。
・暑くて死にそうってことですかね?
・荒井さん、特に告知はないとおっしゃってましたが、秋冬ツアーがあるじゃないですか!
・最後、マーキュリーのアウトロで上手前方に出て来て、オフマイクで2回「ありがとう」って。
・4人とも酷暑にも関わらず終始楽しそうでした。
・私も楽しすぎてにやけっぱなし。ひたすら幸せ。


本当に暑い中でのライブだったんだけど、バンアパのライブ中は暑さも忘れたね。
この人たちのグルーヴはもう鉄板というか、今のところこれ以上私にしっくりくる音楽はないなという感じ。
もう5年もそう思ってるってことは、ある意味ではすごい安定感なんだけど、あまり私の中にそういう意識はないんだよな。
毎回ライブの前はわくわくしちゃうもん。ライブ中も毎回にやけっぱなしだし。
あとでツイッターバンアパの感想を見てみたら、おしゃれとか爽やかとか書いてる人が多かった。
そう言えばバンアパはおしゃれサウンドだった…とそれを見て思い出したり(笑)。


お昼ご飯は冷やし梅茶漬け。初めて食べた。
こうして振り返ると梅系ばっかり摂取してたなー。



このあとまさかの(まさかて)スネオヘアーを見に行く。スネオヘアーのライブ見るの4年ぶりですよ。
ま、SEASIDEのワッフルが食べたかったので、そのついでに見たというのが正確なところなんだけど(笑)。
途中から見たんだけど、SEASIDEものっすごい人でした。もうぱんぱん。
1日目のスリーピーの時はそこまでじゃなかったので、ここってこんなに人入るんだ!って感じでした。
あのステージって他と離れてるし微妙に遠いから、通りすがりの人はいないし、何となく見にに来たって人も少ないと思うんだよね。
基本的にお客さんは出てる人目当てで来てると思う。(中には私みたいにワッフル目当ての人間もいるが。笑)
それであれだけの人だから、スネオヘアーってまだ(まだ?)人気あるんじゃんて感じでした。
全部は見てないけど、見た限りでは一生懸命歌ってるなあという印象でした。
あと映画のことばっかり言ってた気がする。曲も映画の中からいろいろ歌ってたみたいだし。
とにかくバンドメンバーがやたら豪華で、ギターがアイゴンさん、ドラムが小松さん、そしてベースが中尾さんですよ。元ナンバガの。
前2人は前からつながりがあるのは知ってるけど、中尾さんにはびびったわー。
完全に本人よりバンドの方が豪華っていうね。(余計な一言)
なんか映画に出てくるバンドがこのメンバーだったらしいです。すごいねー。
ま、あのメンバーじゃgdgdなライブをやるわけにはいかないですよね。ということで良いライブでした。
最後に歌ってた曲が、もったりぐるぐる系で良かったです。シャウトも鬼気迫ってた。



これがそのワッフル。
スリーピーの時にお店を見て、食べたい!と思ったんだけど、その時はお腹いっぱいすぎて食べられなかったのです。
上に載せるものをアイスクリームとホイップクリームから選べるのがナイス。
私パフェとかにアイスはいらない派なので(だってそれだけでお腹いっぱいになるじゃん)、これは嬉しかった。
ワッフル自体も甘すぎず、サクふわでおいしかったー。
シーサイドはなかなかいいお店が揃っていたように思います。
でもさ、あのステージって何の意味があるのかしらね。
結構若手というかこれからって感じの人が多く出てるけど、そういう人たちをあんな辺境のステージに追いやってどうすんだって感じよね。
そういう人たちこそ通りすがりに見られる場所でライブやらせてあげるべきでしょうに。


あとはUNCHAINだけ見て家に帰りました。
ちょっと予定が変わって、早く帰らなきゃいけなくなっちゃったのがつくづく残念。
チャット見たかったのにー。YUKIも見たかったよー。
WOWOWでチャット見たけど、もーうぞくぞくきちゃって大変だった。
なんか2年くらい前に、普通のガールズバンドになっちゃったかなーと思ったことがあってしばらく目を離してたんだけど、いやいや失礼しましたという感じ。
可愛さに隠れた凄みは健在で、めちゃめちゃしびれました。かっこよかった。
本当に縁がなくて1回もライブ見たことないんだよね…。ニアミスばっかりで。
アンチェは初めて見たんだけど、踊れますねー。
ステージングはあんまり私の好きな感じではなかったけど。


今年は夏フェスはライジングだけのつもりだったけど、うまく都合がついてRIJにも行けてラッキーでした。
バンアパもシャンペインもいいライブだったし。
来年はライジングにお目当てのバンドがいっぱい出てくれますようにー。(どんな総括だ)