ひとつ屋根のcity@CLUB Que('10.10.14)

シャンペインシングルレコ発のツアーファイナル。
東名阪がワンマンだったんだけど、ワンマンライブはこのツアーで初めてやったそうです。
いやー初々しいなあ。
整理番号が最後も最後の方だったので、開演間際に会場に。
入口の黒板の写真撮るの忘れちゃったよ…。何故かQueの時って大抵忘れちゃうんだよね。
お客さんぎゅうぎゅうに詰め込んでたらいやだなあと思ってたんだけど、それほどでもなく、普通にいっぱいという感じだった。よかった。
なるべく張り切ってる人がいなさそうなエリアを選んでみました。
Queは後ろでもステージが見やすいし、音もいつもいいし、ここではいいライブを見た記憶しかないです。


開演は10分押し。
いつものBurger Queenの前に華やかなファンファーレ(笑)。20世紀FOXのだっけ?
SEのバーガーにかぶせるように全員で演奏を始めるパターン。これ結構好きだな。
サトヤスくんは三たび海パン(笑)。私彼の全海パンを制覇したんですが(笑)。
そんで1曲目がまさかの!de Mexico!!
あのイントロが聴こえた時はもうほんとに嬉しすぎて倒れるかと思った…。1曲目にやるなんて完全に予想外だったし。
むしろ何で1曲目?って感じだし。
無難に中盤あたりでやるかなと思ってたよ。
まあ考えてみたら(無駄にあれこれ考えるのが好きなんですよすいません)、彼らのライブの運び方だと、この曲は置き場所に難儀する曲ではあるかも。
私は「中盤のまったりゾーンかな」と思ってたけど、ゾーンを形成するほどまったりな曲ないしね(笑)。
とにかくいきなりmost favoriteが聴けて、ほんとやられました。
川上くんのボーカルがいい意味でラフでちょっと投げやりな感じで、そこがいろっぽいなあと思う。
いろいろ歌い崩してた。オクターブ高いキーで歌ったりとか。
ポテトの中では飛び抜けて大人な曲だけど、でも年相応だよね。
惜しむらくは川上くんのパートがアコギじゃなかったこと。あのアコギとエレキの絡みもこの曲の魅力だからさー。
でもエレキver.もハードでかっこよかったな。ライブならではだし。
この曲はアコースティックライブのリハで1度聴いてるけど、バンドで聴くと重いビートがより一層腹にズンズンきて最高です。
なかなかワンマン以外ではやれないと思うけど、また聴けますように!


明らかにメキシコの感想に労力を割きすぎてますが、2曲目がYou Drive Me Crazy Girl〜で、以降はいつもの感じの流れ。
って簡易感想すぎるひどい(笑)。
でもびっくりしたのが、立て続けに5、6曲やるんだよ彼ら。
結構激しい曲が多いのによく続けてやれるなあと思って。
バンアパとか大体3曲でインターバル入れるから、で私はそれに慣れてるから、かなりびっくりした。
持ち歌少ない(って自分で言ってたよ。笑)のにガンガン曲をやるその心意気や良し。ってわかんないけど(笑)。


カバー曲はoasisのDon't Look Back in Angerと、映画の20世紀少年の曲と(あれ20th Century Boyっていう曲なのね)、Acceleraterの3曲。
oasisは川上くんが1人でやってた。
カバーはなんせ原曲を知らないから「へえー」みたいな感じ。
いや聴いててすごく楽しいんですけどね。でも反応はできないわけですよ。知らないから。
David Bowieとかやってくれたらそりゃ私もアガるけどさ(笑)。


多分Da lal la laの時だったかなあ、イントロで4人がしゅーっと集まってキメの息を合わせて、そのあとパッと散ったのがなんかすごくツボだった。かっこよかった。


そうだ、Don't Fuck〜のイントロがロングバージョンでさ、♪君の名前が〜何とか〜みたいなしょうもない歌詞つけて歌ってて爆笑でした。
川上くんてこの曲やる前必ず「爽やかな曲をやります」って言うよね(笑)。


cityは蓮沼以来聴くたびに染みる曲になっちゃって、音源聴いててもグッとくるし、ライブだとじーっと聴き入ってしまう。
川上くんの声が胸をひりひりさせるんだよなあ。
♪完成を待たずして僕等背伸びをするんだ をガーッとあげていくライブでの歌い方の方が、もはやしっくりくる。


来月出る新曲はね、ポップ。あと早口系。ごく一部日本語。て感じ。
わりとぺたーとした歌い方だった気がするけど、それははあえてなのかな。
もう1曲の方は来年出る何か(て何だ。笑)に入るそうで、タイトル通り拳振り上げ系の曲。
でもブリッジ(ていうの?Cメロ?)部分は、一転してまったりというかゆったりだったのが印象的でした。
どっちもリリース楽しみだなー。


2回目のアンコールの時、川上くんが「終わっちゃうなー」「さみしいなー」とか言ってて、その口調に真情が滲み出てる気がして、ちょっとせつなくなってしまった。
あと「最後踊りましょう!」みたいに言ったのが意外だったな。
踊る、って多分聞いたことない気がするので、へーって思った。
もちろん踊りましたよ!ていうか言われなくてもいつも踊ってるんだけど(笑)。


セットリスト。

1. de Mexico
2. You Drive Me Crazy Girl but I Don't Like You.
3. I Don't Know (who you are)
4. Yeah Yeah Yeah
5. She's Very
6. Da la la la
7. Don't Look Back in Anger
8. Wet Paint
9. 20th Century Boy
10. Rock'n' Roll(?新曲)
11. For Freedom
12. Don't Fuck With Yoohei Kawakami
13. city


EC1.
14. You're So Sweet & I Love You
15. Accelerater


EC2
16. Supercalifragilisticexpialidocious

MCは日本語の方が噛むね(笑)。英語の方が流暢みたい。
(つか英語だと噛んでも私にはわからないだけかもしれない。笑)
どのライブも全力でやってるけど、今日はやっぱりテンション高いです、とか言ってたな。
持ち歌が少ないのくだりで、「(曲が少ないから)カバーやったり、だましだましやってる」みたいなことを言ってたのがすごいおかしかった。
そう言えばUntitledやらなかったんだよなー。
かえりみちはやらないかなと思ってたけど、Untitledはやるだろうと思ってたのに。残念。


次のライブは新曲のインストアなんだけど、これがアコースティックセットらしいので、今からマジもう楽しみすぎ!



以下はまあ、個人的な感想というか課題ですかね。



初めて長時間シャンペインのライブを見てみて、すごく楽しい瞬間と、傍観者っぽくなる瞬間とがあったなあと思った。
それは別にシャンペインがどうということではなくて、単に私がここ数年行き慣れてるライブとは全然タイプが違うからってことなんだけど。
彼らのライブはダイバーとかいっぱい出るわけだけど(それ自体をどうこう言ってるわけじゃないですよ。個人的にはダイバーは嫌いだけどね)、そのたびにいちいち気を取られるんだよね。どうしても。
すーっと冷めて、傍観者っぽい気持ちになってしまう。
前も似たような状況があったなあと思って考えてたら、髭ちゃんの仙台JUNK BOXがそうでした。
狭いハコにまったくノリの違う人々が密集してしまって、どうにも楽しみきれなかったという。
まあ私が環境に影響を受けやすいタイプなのは確かなんだけど。
だからそういう意味でシャンペインは全然関係なくて、自分の問題ってことなんだけど。
しかしどうにかやりすごす術を身につけないと。自分がつまらないからなあ。
まあAXくらいのハコだと、余程ひどくなければ周りは気にならず楽しめるので、早くそのくらいのハコでやれるようになってくれるといいなとは思う(笑)。(勝手。笑)
それまでどうやりすごすか(というか慣れてしまうか)が、結構な真剣味を帯びた個人的な課題。
一応、この先もずっとシャンペインを見て行きたいと、今のところ思ってるので。