ROCK IN JAPAN FES. 2010(2010.8.6)

4年ぶりにRIJに参加。
最初はバンアパが出る8日だけ行くつもりだったけど、6日もシャンペインを筆頭に見たい人たちがやたら出るって感じだったので、両方参加することに。
当日勝田駅に着いてまず仰天したのが、改札を出たところがシャトルバス待ち行列の最後尾だったこと。
(しかもどんどん人が増えるので、最後尾の看板持ったお兄ちゃんがどこが最後尾か見失ってる始末)
何度かロッキンに行ってるけど、あんなに並んでたことはいまだかつてなかったです。
結局私は途中でタクシー相乗りに入れてもらったので行列からは離脱したんだけど、入れてくれたお姉さん(毎年来てるそう)も、こんなに並んでるの見たことないって言ってた。
ちなみに2日目以降はかなり改善された模様。
つかそんなもん初日からしっかりやって下さいよ。もう10年もやってんだから。


そんなわけで最初のくるりには大幅に遅刻…。あう。
ちゃんと聴けたのは2曲くらいでした。次がGOINGだったので、やっぱり最初から見たくて早めに移動しちゃったので。
岸田くんのMCが力抜けた感じで面白くて、
「僕らもう14年もやってて、そんだけやってるとベテランだと思われるんですけど、これでもアジカンの後藤とかと(年が)同じくらいだからね」
とか、
「9月に出るアルバムの中から、最高にヘビーな曲を皆さんにお届けします。『温泉』」
て言ってまったりな「温泉」をやったりとか。
ていうか岸田くんそんなに若かったんだね。知らなかったよ。


次はPARKでGOING。
なんだかんだでよういっさんが抜けてから初めて見るっていう。GOING自体2年半ぶりくらい?
いっさんがものすごーいロングヘアになってて、余計顔が小さく見えるし、なんかUSメタルバンドの人みたいだった。
ナカザはこの暑いのに革ジャン。しにますよ!
HARCOがサポートで入っててアガりました。HARCOのピアノ大好き。
しかもちょっと歌ってくれたし。ラッキー。
素生くんは遅れて出て来たと思ったら杖なんかついてる!なにどうしたの。
ケガって感じでもなかったし、痛風じゃないと本人から説明がありましたが(笑)。
新曲やってくれたし、トワイライトも聴けたし(HARCOのピアノが効いてた。美しいわー)、Holidayでもよういっさんの不在がのしかかることもなかったし、個人的には結局GOINGはGOINGだなあと思えたライブでした。
そうそう、ビークルの曲やってた。TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT?って曲。(そういう曲あったよね?)
ビークル最後だものね。私は見なかったけど。


ご飯でも食べながら安藤裕子嬢を見ようとFORESTへ。

冷やしぶっかけ鶏ご飯?とかいうの。ちょっとしょっぱかったけど、汗で塩分が失われた身体にはちょうど良かったかも。
しかしだんだん裕子嬢の歌がちゃんと聴きたくなり、急いでやっつけました。
この人はすごく可愛いのに、柔らかくぐっさりくる歌を歌うなあ。
実は聴いてると結構泣いちゃうんだ。だからあんまり聴きたくないのよ。(え?)
でも歌う姿にはとてもひきつけられます。しーんとした気持ちになる。


さていよいよ本日の本命シャンペイン。TENTなのが若干残念だけど。
(だってせっかくだから外で見たいじゃん)
前の方には張り切ってる感じのファンが集結し、普通に見たい派は2列目のバーより後ろと棲み分けが出来て快適でした。
運良くバーも確保出来たし。
リハからいろいろやってくれるのはシャンペインのお約束ですが、この日はOASISのChampagne Supernovaとかをやったらしい。
洋楽ほんとわかんねんだ。OASISも実は聴いたことないし。
川上くんがメキシコのイントロを一瞬弾いたのを私は聞き逃しませんでしたよ!


いったん捌けて、Burger Queenと共に再び登場したわけですが、なんと川上くんは浴衣&サトヤスくんは海パン。
川上くんやたらいなせ(笑)。浴衣似合いすぎ。
まあ彼はほんとにかっこいいからねえ。背高くてスタイルもいいし。
しかし浴衣姿で流暢な英語で歌うってカオスだ(笑)。
サトヤスくんは最初はびっくりしたけど、ドラムセットの前に座ると単なる上半身裸なので、それは割と良くあることなので、結局いつも通りでしたというオチ(笑)。


この日のライブはなんか余裕が感じられた。すごく楽しそうだったし。
個人的には、今まで見たライブの中で一番音に身を委ねられる、気持ちのいいライブでした。
無心で踊った瞬間がたくさんあった。
シャンペインの曲って変拍子とかブレイクがなにげに多くて、そんなに踊りやすくはないんだけどね。
(でもバンアパもそういうの多いけどすっごい踊りやすいんだよなあ。何が違うんだろ?)
だからメキシコみたいな曲がもっとあるといいなあと(ry
川上くんは、去年も来たけど裏でご飯食べて帰っただけだったので、今年はちゃんと仕事して帰ります、とか言ってたな。
あと、次はもっとでかいとこでやってみせるとも言ってた。
うんうん、その意気ですよ!


そうだ、前の方にいたやつでペットボトル放り投げたのがいてさー。
こっちの方にも中身が飛んで来て、しかもそれが(水ならまだしも。って水もイヤだけど)ポカリだったからほんと最悪だった。
大体水だろうが何だろうが自分の飲みかけの飲み物そこらにまくなよな。
あんたの飲み残しなんかに触りたくないっつーの。
その時だけはさすがにテンション下がったわ。


セットリスト。

1. You Drive Me Crazy Girl but I Don't Like You
2. Yeah Yeah Yeah
3. She's Very
4. For Freedom
5. Don't Fuck With Yoohei Kawakami
6. city


シャンペインのライブが良かったので割と燃え尽きたところで、お友達と合流。
みんなPerfumeを見るつもりだったので、一緒に見ることに。
ほんとに可愛いよねえ彼女たちは。特にあーちゃんがすっごい可愛くなった。
痩せたのかな?それか髪型のせい?よくわかんないけど、一番垢抜けたと思う。
そして相変わらずかしゆかのスタイルの良さときたらもう。尋常でない。
後ろの方で見てたけど、なるべくモニターじゃなくてステージ上の3人を見るようにしてました。
なんか、特にPerfumeは、モニターだとTV見てるのと変わんない気がして。
新曲のVOICEいいね。ちょっとチャイナっぽい。
Night Flight聴けなかったのがつくづく残念だったなー。


Perfumeが終了後は速攻FORESTへ。Cocco
この時間帯のFORESTはステージの真正面に太陽があって、直射日光がガンガンステージに当たって見てて気の毒になるくらい。
特にCoccoなんてほそーいから蒸発しちゃうんじゃないかって感じだった。あれ何とかしてあげられないのかしら。
Coccoと言えば3年前のライジングですよ。
夜明けのあのライブは今でも時々思い出すくらい印象深く感動的だった。
Coccoも相当情念系の歌い手だと思うんだけど、私この人の歌は好きなんだよね。
基本的に女性ボーカルはさらっとした歌い方の人が好きなんだけどね。
あと安藤裕子もさらっとしてないけど好き。なんだろうな。
個人的な感覚だけど、2人とも歌に自意識とか自己陶酔が感じられないからかも。「私が私が」って感じがない。
椎名林檎とか吉田美和とかはそういうのがびしびし感じられるんだよね。なのですごい苦手です。
…という余談はおいといて、Coccoはある意味禍々しい歌と、おっとりなMCのギャップが相変わらず。
秋にツアーをやると発表して、「今決めたから、スタッフは多分慌ててると思う(笑)」て。
こんなこと出来る(やっちゃうという意味で)のはこの人くらいじゃないだろうか(笑)。


ライブ終了間際、ふと横を見たらシャンペインの皆さんがいて「うお」てなりました。
白井くん以外みんないたっぽい。
結構声かけられたり写真頼まれたりしてて、おお人気者ですなーと思いつつ遠巻きに見てました。
ああいう時ほんと話しかけらんねーー。


予定ではスクービーで踊るつもりだったんだけど、朝からほとんど休みなく動いてたので疲労に負けてしまい、みなと屋近辺で休憩することに。
前も食べたことのある一口アワビとメヒカリのフライ食べて、冷凍イチゴ食べて、ハングリーフィールドで和風サイコロステーキ丼食べて、茶屋ビレッジに移ってまるごとメロンクリームソーダ食べて(飲むって感じじゃないのよ)、という感じ。

われながらよく食べたなあ。
メロンに時間を取られすぎて、気づいたらsleepy.abのライブが始まってた!
ので急いでSEASIDEへ。


ちょうど日が陰り始めて、SEASIDE全体がスリーピーの曲の世界そのもの。
これ以上はないというくらいのシチュエーションでした。
ライブ見たの初めてなんだけど、歌すごかった。
声そのものもいいんだけど、静かに圧倒するような歌で。
こういうバンドは今まで見たことないなあ。
FBYに間に合うように早めに出るつもりだったのに、結局ぎりぎりまで見てしまった。


かなりな後ろ髪の引かれっぷりではあったものの、FBYもどうしても見たかったのでPARKへ。
着いたら始まってたけど、ほとんど最初から見られたと思う。
実は曲名とかあんまりわかってないんだけど、とにかくTGMXの声、それもライブで聴く声が私は大好きなのです。
煽り方がすごいよねー。楽器壊れないのかなあっていつも思う(笑)。
日も陰ってたのであまりバテずに踊れて楽しかった。


このままここに残ってカムを見るようにとタガミさんに言われてたものの(笑)、どんなものか見てみたかったのでFORESTのcapsuleへ。
もうものっすごい人人人の波!
Perfumeが同じ日だったから、ファン、というか見たいと思ってる人がかぶったのかもしれない。
ほんと後ろの方で「見る」というより「確認する」って感じだった。
歌ものもありつつだけど、DJ的な要素が強くて、あークラブとかWIREってこういう感じ?みたいな。
2曲くらい聴いて、ふんふんと納得して退散。


それでまたPARKに戻って(あー忙しい)トリのCOMEBACK MY DAUGHTERS
考えてみたらバンドとしてのライブを見るのは1年ぶり。
高本くんとCHUN2の弾き語りはこの半年で2回見てるんだけど(笑)。
稗田くんが抜けてからも初めて見るので、新ベース(もう新じゃないか)の彼もお初だったんですが、風貌的にはまったくカムっぽくないね〜。(失礼)
音的には違和感なかったです。
久しぶりにバンドで見て、やっぱり私はバンドのカムが好きだなあと実感しましたわ。
高本くんもバンドの時の方が楽しそう、っていうか、この間のrawer than rawの時は妙にナーバスっぽかったんだよね。
それもあってより楽しそうに見えたのかもしれない。
新曲もやってくれて、どんなだったかはもう覚えてないけど、今までにない感じだけどやっぱりカムらしいなあと思ったことは覚えてる。
カムの音源もそろそろ出て欲しいねえ。
高本くんの声が夜空に響き渡るのを堪能して、気持ちよく踊って、最高の〆でした。
この日のベストアクトかな。


多分アンコールあるんだろうなと思いつつ、行きのシャトルの混み具合が尋常じゃなかったので、大事をとって早めに引き揚げた…つもりだったのに、乗り場に着いてみればものすごい行列。
なんなんだ今年は。人入れすぎなんじゃないの?
今まではグラスのトリを見ても、終わって速攻バス乗り場に向かえば大して並ばずに乗れたのに。
予約してた特急に絶対間に合わないこと請け合いって感じだったのと、JTBのバスツアーが席に空きがあれば当日でも乗れることがわかったので、特急はキャンセルしてJTBで帰ることに。
それもバスチケット売り場&乗り場(=南駐車場)まで15分くらい歩いてやっと買えたという。
家から一番近い駅に行くバスは私の1人前で売り切れてしまったんだけど(がっくり)、東京駅行きに乗ることにして事なきを得ました。
アーバスは初めて乗ったけど、楽だし値段も特急と変わらないし、渋滞がないなら断然こっちの方がいいと思う。
終電にも余裕で間に合ったし、あの時JTBのブースに気づいて本当によかった…。
シャトルに乗った人で終電に間に合わなかった人結構いたらしいね。ひどいねまったく。


お友達とも言ってたんだけど、数年前はステージ間の移動で走ることが出来たけど、今はもう人が多すぎて常時渋滞で走ることが出来ないんだよね。
人の間を縫うのがすごい大変で。
快適度は格段に下がってると思う。
でもまだ人増やすつもりなんでしょ、渋谷センセイは。
ステージが増えたってインフラ的なものは変わらないんだからねえ。単なる混み合ったフェスになるだけだと思うんだけど。
最近はまた夏の暑さが異常だし、その上人も多すぎるし、私はもう余程の事がない限りRIJは行かないと思う。
だってねえ、暑くて人が多いって、それただの東京じゃんって感じなんだもの。